ペプチドは生体を構成する重要な成分です。その存在は古くから知られており、カルシトニンや インシュリンなど様々な機能を示す生体内ホルモンもあります。
スカイシーファーマが自閉スペクトラム症治療薬として研究を行っているオキシトシンもこれらの生体内ホルモンのひとつであるペプチドです。
スカイシーファーマはこれらのペプチドの合成、機能の研究を通して、基盤技術を確立しています。
出典 Wikipedia より
生体内防御機構として外敵が体内に入った際、体の中では抗体が産生されます。
抗体を産生するためには外敵はある程度の大きさが必要です。オキシトシンは抗体を 産生するためには十分な大きさではなく、かつ本来生体内に存在する物質であるため、通常オキシトシンの抗体が産生されません。
スカイシーファーマでは自閉スペクトラム症治療薬の研究・開発のためには オキシトシンの抗体が必要であると考えています。 現在オキシトシンの抗体作成を進めており、診断キットの開発を目指しています。
医薬品の開発のためには現在でも動物モデルが必要です。自閉スペクトラム症治療薬の開発のために スカイシーファーマでは金沢大学の東田特任教授が開発された CD38ノックアウトマウスを用いて 研究開発を進めています。